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鳥取県DWAT研修・講座・イベント報告アーカイブ

 

新着情報

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3月9日 避難所運営ゲーム(HUG)体験会の報告

 3月9日(木)に、DWATチーム員及び市町村の避難所担当者等を対象に「避難所運営ゲーム(HUG)の体験会」を開催しました。

 DWAT(災害派遣福祉チーム)は、主に避難所で活動し、要配慮者等への支援を行います。そのため、避難所運営ゲームを通じてチーム員の避難所に対する理解度を高めるとともに、市町村の避難所担当者との交流を図りました。

 避難所運営ゲームとは、参加者が「避難所を運営する人」という立場になって、避難所で起きる様々な出来事と続々とやってくる避難者に対して、どのように対応するかについて話し合いながら進めるゲームです。出来事や避難者のカードと避難所となる学校の図面などを使って行います。

 体験会の講師を災害福祉支援センターの白鳥特任参事が務め、自身の被災者支援の経験から避難所・避難者の様子、被災地でのエピソードなどを紹介しました。

 参加したチーム員からは、「次々に起きる出来事に、運営や対応の難しさを感じた」、「ゲームなので頭に入りやすく、具体的な避難状況を思い浮かべながら実践できた」、「ケーススタディとは違った学びがあった」また、市町村の担当者からは「DWATと市町村の連携体制についてもっと知りたい」などの感想をいただきました。

 今後も各種研修や活動訓練を通じて、チームの実践力の向上・市町村との連携体制の強化を図っていきます!

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2月8日 令和4年度鳥取県災害派遣福祉チーム第2回スキルアップ研修の報告

 本研修会では、チーム員の実践力の向上を図るとともに、チーム員同士の結束を図ることを目的に、集合研修として開催いたしました。

 今回のスキルアップ研修でも「ぐんまDWAT」で活動されたチーム員の方の実践報告で具体的な支援活動について学びました。また、「ぐんまDWAT」が実際に対応された事例を基に、グループでケーススタディを行うことで、実際のチームミーティングをイメージしながら、様々な意見を参加者同士で出し合うことができました。

 実は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況になってから、初めて全参加者が集合で実施できた研修会でした。参加者からは、「顔が見える研修や避難想定の訓練への参加を積極的に参加する必要性を感じた」、「DWATで活動する場合、顔見知りであればスムーズに連携が取れると思う」、「実際に集まって、事例検討ができ、活発な意見交換ができた」などの感想が聞かれました。

 これからも研修や訓練を通じて、チーム員の実践力や結束力を高めていけるよう、DWAT全体で企画を考えていきたいと思います。

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11月6日 令和4年度西部町村合同避難所運営訓練へのDWAT訓練参加の報告

 鳥取県災害派遣福祉チームDWATは令和4年11月6日(日)に開催された「鳥取県西部町村合同避難所運営訓練(併せて、江府町総合防災訓練を実施)」に参加し、合同で訓練を行いました。

 訓練には、DWATチーム員の社会福祉士及び介護福祉士ら9人、西部町村職員約30人、町民約50人が参加しました。

 ●DWATの訓練内容として実施したものは、主に以下の4点です。

  ①避難所運営本部・保健師へDWAT活動の説明

  ②保健師との連携

  ③要配慮者へのアセスメント 

  ④避難者(地域住民)へのDWAT説明

 

 DWAT訓練では、避難所運営本部及び保健師へDWAT活動の説明を行い、避難所に受け入れてもらうことからはじまり、要支援者及びその家族に対して、西部町村の保健師とチーム(班)を組み、一緒にアセスメントを行いました。聞き取りした内容を保健衛生係のリーダーに報告、必要に応じて、DWATが要支援者の側に付き添うなどの支援を実施しました。その後、保健師が一般避難者の健康状態の聞き取りをする場面に、DWATが同席し、DWATについての説明を一般避難者に行いました。

 今回、初めてDWATとして、保健師と連携した活動訓練をすることができました。連携することで、アセスメントを受ける避難者の負担を軽減することだけではなく、避難者の生活を支える上で多様な視点から困りごとを捉え、その後の支援に結びつけることができます。

 また、地域住民が参加される訓練にDWATが参加させてもらったことも初めてでした。DWATはまだまだ認知度が低く、避難所にいても何者かわからず、信用されないことも考えられます。ですので、今回の訓練では、避難された地域住民に対して、わかりやすくDWATのことを説明させていただいたことも貴重な経験でした。

 訓練で気づいた課題を整理していくとともに、今後も、各市町村等と連携して継続的な訓練の実施ができるよう取り組んでいきたいと思います。

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8月25日 令和4年度鳥取県災害派遣福祉チーム コーディネーター研修の報告

 「鳥取県災害派遣福祉チーム(以下、DWAT という。)」では、先遣隊要員を登録しています。
先遣隊は発災早期に現地へ派遣され、被災状況等の情報収集及び報告・福祉支援の必要性の見立て・被災市町村等関係機関との連絡調整が大きな役割です。
 本研修会では、先遣隊メンバー及び本部機能を担う職員等が連携し、被災地の状況からDWAT 活動の見立てを行い、DWAT チーム員が円滑に活動できるよう、先遣隊要員及び本部員の資質向上を図るとともに、連携体制の強化を図ることを目的に開催いたしました。

 基礎研修・スキルアップ研修に引き続き、一般社団法人FEEL Do 代表理事 桒原英文 氏に講師をしていただき、先遣隊とコーディネーターの役割を学ぶとともに、DWATとして活動経験のあるぐんま県DWATチーム員の方3名に実践報告などいただき、具体的な支援活動の流れを教えていただいたことで具体的なイメージに繋がりました。

 

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7月28日 令和4年度鳥取県災害派遣福祉チーム スキルアップ研修の報告

 本研修会では、DWATが活動する際に、チームリーダーとして活躍する人材を養成するために、既にDWATチーム員として登録されている方を対象に、具体的な活動や被災者に対するアセスメント、避難所の環境整備等を学び、チーム員としての資質向上を図るとともに、チーム員同士の結束を図ることを目的に開催いたしました。

 スキルアップ研修会はチーム員同士の顔の見える関係づくりができるよう集合研修として開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、オンラインでの実施へと切り替えました。

 スキルアップ研修は群馬県DWATで実際に活動されたチーム員の方の活動報告を中心に学びを深め、グループでケーススタディを行うことで、実践力の向上を図りました。

 今後は8月25日(木)にDWAT先遣隊・コーディネーター研修をはじめて開催しますので、先遣隊登録されている方は、ぜひともご参加ください。

 また、第2回目のスキルアップ研修を年度の後半に開催する予定です。内容としては、今回のスキルアップ研修と同等のものを予定しておりますので、今回参加できなかった方はぜひともご参加ください。第2回目のスキルアップ研修につきましては、追って開催案内します。

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6月23日 令和4年度鳥取県災害派遣福祉チーム(DWAT)基礎研修の報告

 全国各地で大規模な自然災害が発生する中、災害時における高齢者や障がい者等の要配慮者への適切な避難対応及びその後の生活支援体制の整備が喫緊の課題です。

 このため、本県でも福祉専門職による「災害派遣福祉チーム DWAT」の組成を進めており、チーム員の拡大と資質向上を目的に、下記のとおり基礎研修を開催いたしました。

 本研修には多くの県内の社会福祉法人の協力を得てDWATチーム員既登録者数52名(令和3年度末現在)の2倍を超える130名の参加があり、また、これまで登録者のいなかった保育士からも30名以上参加していただきました。

 DWAT基礎研修は災害対策基本法などの法律・制度やDWAT活動に関する基礎的な内容を中心に、グループワークを含め、午前10時~午後17時までの日程で行いました。

 研修会に参加していただいた方たちの中には、チーム員登録の申請をしてくださった方も多くおられ、現在、DWATチーム員登録者数112名(令和4年7月1日現在)となりました。

 今後はチーム員の実践力を高めるために、7月28日 DWATスキルアップ研修を実施する予定ですので、チーム員方は、ぜひともご参加ください。

 また、第2回目の基礎研修を9月29日に開催する予定です。内容としては、今回の基礎研修と同じものを予定しておりますので、今回参加できなかった方はぜひともご参加ください。第2回目の基礎研修につきましては、追って開催案内します。

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鳥取市「職員災害初動訓練」と鳥取県DWAT合同訓練の報告

 鳥取県社会福祉協議会が事務局を務める鳥取県災害派遣福祉チームDWATは令和4年5月25日(水)、初めての活動訓練を鳥取市の「職員災害初動訓練」と合同で行いました。災害想定は大雨による浸水被害。DWAT活動訓練部分は、発災3日後の場面として実施しました。

 

 ●DWATの訓練内容として実施したものは、主に以下の6点です。

  ①一般避難所運営者と打ち合わせ

  ②要支援者へのアセスメント

  ③要支援者への対応検討

  ④福祉避難所への移送同伴

  ⑤福祉避難所での引継ぎ

  ⑥なんでも相談ブースの設置

 

 当日は、社会福祉士及び介護福祉士ら8人のチーム員が参加し、要支援者とその家族に対して、2人1組でアセスメントを行いました。聞き取りした内容から今後の支援を見立て、避難所運営者と情報共有を行い、要支援者の対応を検討。その結果、3組を福祉避難所へ繋ぐこととなり、DWATが移送に同伴し、福祉避難所の運営者へ引継ぎました。

 その間に一般避難所に残ったチーム員で避難所運営者と協議の上、「なんでも相談ブース」の設置も行いました。

当日は、社会福祉士及び介護福祉士ら8人のチーム員が参加し、要支援者とその家族に対して、2人1組でアセスメントを行いました。聞き取りした内容から今後の支援を見立て、避難所運営者と情報共有を行い、要支援者の対応を検討。その結果、3組を福祉避難所へ繋ぐこととなり、DWATが移送に同伴し、福祉避難所の運営者へ引継ぎました。

 今回、初めてDWATの活動訓練を実施し、その中で自治体との連携部分を訓練させていただいたことで、多くの気づきを得ることができました。チーム員からは、「訓練の繰り返しで、活動の流れを身につけていきたい」、「災害時は被災自治体や避難所運営者との情報共有が何より大切。平時から自治体との連携を強化していく必要があると思う。」などの感想がありました。

 また、今回合同で訓練を実施した鳥取市には、DWATの存在や役割を認知していただくことができました。今後とも、自治体と合同で訓練を実施することで、DWATについて各市町村にご理解いただけるよう取り組んでまいります。

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